面接について
まず医学部編入制度の背景を把握しておく必要があります
・医学以外の学問分野を専攻し、明確な目的意識を有する 学士(取得見込み者も含む)を医学部2年次または3年次に 編入させる制度
・ 目的は多様な人材の確保
この医学部編入制度の背景を把握することが面接のポイントです
なぜなら、志望動機を論理的に説明する上で、必要な内容だからです
[医学部編入とは]でも触れましたが、
歯科医師が医学部編入をする際に、必ず聞かれる質問があります
『歯科医師なのに、なぜ医学部に入り直してまで医師になりたいの?』
この質問に上述の背景を踏まえて論理的に答えるために、以下の問いに対する答え準備します
『将来やりたいと思っていることで、歯科医師のままでは不可能で医師免許をとることで可能となることは何ですか?』
例えば、
『歯科医療をする上で「全身的な医学知識」をきちんと身につけたいからです』
というのはまずくて、
『自分で勉強して身に付ければいいのでは?』
『それなら歯科医師はみんな医学部に編入するの?』
と思われてしまいます
志望動機に論理性を持たせるためには、医師免許がなければできないような内容が必要になると思います
医師になりたい理由よりも、志望理由が論理的で説得力があることが重要です
医師になりたい理由は平等に点数化することは難しいですが、論理性は点数化できます
志望理由を論理的に説明することが重要で、願望を説明しても面接では評価できません
さらに、その大学を選んだ理由を聞かれた際も同様です
(本音はどうであれ)論理的な説明ができますか?ということを試されていると考えて準備しましょう