< 解剖 >

114C-10

頸部の骨表示CT横断像

矢印は?

1つ選べ

 

a 舌骨

b 口蓋垂

c 喉頭蓋

d 舌扁桃

e 披裂軟骨

<解説>

喉頭蓋(こうとうがい)=喉頭の「ふた」

食べたり飲んだりしたものが

喉頭〜気管〜肺に入らないための「ふた」です

 

急性喉頭蓋炎はこれが腫れる病気です

腫れた「ふた」で喉頭がふさがってしまい、

息ができなくなってしまうことがあります

 

気管挿管するときに使う喉頭鏡は、

この「喉頭蓋」と「舌根」の間、

「喉頭蓋谷」に差し込んで、

喉頭を展開します

 

114B-17

頸部郭清術変法(保存的・機能的)の術中写真

筋鈎で牽引している筋を支配する神経(矢印)は?

1つ選べ

 

a 副神経

b 頚横神経

c 舌下神経

d 迷走神経

e 大耳介神経

 

<解説>

右の頸部郭清(けいぶかくせい)です

①「がん」が首のリンパ節に転移している

または、

②「がん」が首のリンパ節に転移している可能性が高い

いずれかの場合に行う手術です

 

100年以上前、

頸部郭清が始まったばかりの頃、

(1) 胸鎖乳突筋

(2) 副神経

(3) 内頚静脈

この3つは手術で取っていました

 

その後、

「できれば取らない方がいいよね」となり、

取らない頸部郭清=保存的・機能的

と呼ぶようになりました

 

筋鈎で牽引している筋=胸鎖乳突筋

胸鎖乳突筋を支配する神経=副神経(黄矢印)

 

「黄矢印の神経は?」という問題でいい気もします

 

副神経=僧帽筋=麻痺で肩下がる/腕が挙がらない

これも知っていると迷うかもしれません

 

114B-74

皮膚に貼る表面電極で筋電図を記録できるのは?

3つ選べ

 

a 咬筋

b 側頭筋

c 顎二腹筋

d 外側翼突筋

e 内側翼突筋

 

<解説>

皮膚に近い筋肉は?

体の表面にある筋肉は?

 

a 咬筋=下顎骨の外側

b 側頭筋=こめかみ

c 顎二腹筋=下顎の下

 

外側翼突筋/内側翼突筋は

いずれも翼状突起という顔の奥に付いていて

下顎骨の内側にあります

 

114B-82

頬筋と上咽頭収縮筋の接合部に一致してできるのは?

1つ選べ

 

a 頬小帯

b 口蓋舌弓

c 上顎結節

d 口蓋咽頭弓

e 翼突下顎ヒダ

 

<解説>

 

113A-15

顔面部の骨表示CT 横断像と冠状断像

矢印は?

1つ選べ

棘孔

正円孔 

破裂孔

卵円孔

頸静脈孔

<解説>

きれいな丸型「正円孔」

「上顎神経」が通ります

「上顎神経」=「三叉神経」の2番目

     

上顎に向かう=前向きにあく穴

「正円孔」は冠状断で正円」に見えます

103A-127

歯科用コーンビームCT

卵円孔は?

1つ選べ

a ア

b イ

c ウ

d エ

e オ

<解説>

「卵円孔」= 卵型(楕円)の穴

「下顎神経」が通ります

「下顎神経」=「三叉神経」の3番目

 

下顎に向かう=下向きにあく穴

冠状断だと卵型に見えず

頭蓋底の通り道に見えます(ウ)

 

頭蓋底の孔

 

102B-43

卵円孔を通る脳神経に支配されるのは?

すべて選べ

 

a 頬筋

b 舌骨舌筋

c 内側翼突筋

d 顎二腹筋前腹

e 顎二腹筋後腹

 

<解説>

卵円孔=下顎神経=三叉神経の3番目

 

口を開け閉めする筋肉=下顎神経が担当

 

112A-14

顔面部の歯科用コーンビームCT

矢印は?

1つ選べ

 

a 切歯管

b 翼突管

c 眼窩下管

d 小口蓋管

e 大口蓋管

113A-22

翼口蓋窩が蝶口蓋孔で交通するのは?

1つ選べ

 

a 眼窩

b 口腔

c 鼻腔

d 側頭下窩

e 中頭蓋窩

 

<解説>

蝶口蓋孔

後鼻神経切断術」という手術があります

「後鼻神経」を切って鼻水を止める手術です

 

手術では、

鼻の奥にある「蝶口蓋孔」から「蝶口蓋動脈」と一緒に出てくる「後鼻神経」を切断します

 

113C-31

頭部血管造影 側面像

舌動脈は?

1つ選べ

 

a ア

b イ

c ウ

d エ

e オ

<解説>

舌がうっすら見えているので

舌動脈が(エ)だとわかります

 

総頸動脈の分岐部から造影されています

(ウ)が内頚動脈で、もう一方が外頚動脈です

 

内頚動脈」=「内(ない)」は頭蓋骨の「内側」

外頚動脈」=「外(がい)」は頭蓋骨の「外側」

それぞれどこを走行するか示しています

 

外頚動脈(イ)は頭蓋骨の「外側」を栄養し、

内頚動脈(ウ)は頭蓋骨の「内側」脳を栄養します


外頚動脈(イ)はたくさんの枝を出して、

甲状腺、舌、顔などに血液を流します

 

外頚動脈の最初の枝は「上甲状腺動脈(オ)

分岐後、甲状腺に向かうために下方へ走行します

 

顔面動脈」と「舌動脈」は近い位置で

「外頚動脈」から出ます

「舌動脈(エ)」は舌骨上縁をかすめるように走り、

それから上向きに走って舌を栄養します

写真でうっすら舌骨が写っています

 

(ア)は上顎洞癌の治療でも使われる「顎動脈

上顎を栄養します

ここに抗がん剤を注入しながら放射線を当てるのが

「選択的動注化学放射線療法」です

 

外頚動脈は最後、

顎動脈」と「浅側頭動脈」になります

浅側頭動脈」からカテーテルを入れ、

「顎動脈」に抗がん剤を流すことがあります

 

113D-12

顔面部の造影CT 横断像と冠状断像

矢印は?

1つ選べ

 

a 顎動脈

b 顔面動脈

c 後頭動脈

d 浅側頭動脈

e 上行咽頭動脈

<解説>

造影CTでは造影剤を注射しながら撮影するため、

血管が白くみえます

 

上の写真(横断像)では

外側翼突筋の表層に「顎動脈」が白い点にみえます

この写真で、

黄矢印が乗っているのが「外側翼突筋」です

 

下は右上顎洞癌の造影CTです

顎動脈」が外側翼突筋の表層ではなく、

裏面を走行しています

(上の写真の黄矢印先のところに白点がないです)

顎動脈の走行には個人差があります

 

111C-2

ヒト顔面部の MRI T1 強調像

矢印は?

1つ選べ


a 咬筋
b 側頭筋
c 顎二腹筋

d 外側翼突筋

e 内側翼突筋

下顎骨を動かして口を開け閉めします

耳の穴の前に顎関節があり、

ここを支点に開け閉めします


よくかむためには、

強く閉めるための筋肉が必要です


下顎骨をはさむように

外側と内側に筋肉が付いています


外側に咬筋

内側に内側翼突筋


黄矢印は

下顎骨の内側に付いてる内側翼突筋です


それとは別に

筋突起に側頭筋が付いています

強くかんだ時に

コメカミで側頭筋がグッとなります


内側翼突筋

上は翼状突起

下は下顎骨の「内側」

収縮で閉口

 

側頭筋

上は側頭骨

下は下顎骨の「筋突起」

収縮で閉口

 

咬筋

上は頬骨弓

下は下顎骨の「外側」

収縮で閉口

 

外側翼突筋

起始停止が上下でなく前後なのでクセ者ですね

 

110C-17  

CT における正常解剖構造の模式図

咀嚼筋隙は?

1つ選べ

 

a ア

b イ

c ウ 

d エ 

e オ 

オには、

「咬筋」「下顎骨」「内側翼突筋」が含まれます

咀嚼に関わる筋肉が含まれるので

「咀嚼筋隙(そしゃくきんげき)」と呼ばれます

 

イ:「傍咽頭間隙(ぼういんとうかんげき)」

→咽頭の横(傍:かたわら)です

 

ウ:「頚動脈間隙(けいどうみゃくかんげき)」

→頚動脈、内頚静脈、迷走神経が走ります

 

エ:耳下腺

 

オ:ほっぺの脂肪

→痩せたらここがしぼんで「ホホ」がこけます

 

113D-88

75歳、男性

主訴:右頬部腫脹

3ヶ月前に自覚したが、痛みなく放置

既往:耳鼻科で手術

右眼窩下部から頬部にかけて無痛性腫脹

初診時 X線とCT

最も考えられるのは?

1つ選べ

 

a 骨腫

b 骨肉腫

c 脂肪腫

d 扁平上皮癌

e 術後性上顎嚢胞

f 真菌性上顎洞炎

g 線維性異形成症

<解説>

耳鼻科で手術したことがある頬部腫脹

これだけで「術後性上顎嚢胞」だとわかります


a 骨腫→経過もっと長い

b 骨肉腫→病理像が必要

c 脂肪腫→耳鼻科歴が関係ない

d 扁平上皮癌→病理像が必要

e 術後性上顎嚢胞

f 真菌性上顎洞炎→真菌像が必要

g 線維性異形成症→経過もっと長い

(関係ないですが、なぜ選択肢多いんでしょう)

 

113B-8

正常な上顎洞の粘膜上皮は?

1つ選べ

 

a 移行上皮

b 重層扁平上皮

c 多列線毛上皮

d 単層円柱上皮

e 単層扁平上皮

 

<解説>

上顎洞は「多列線毛上皮

 

110A-76

麻酔導入時、喉頭展開の写真

全身麻酔後に矢印の部分の運動が障害され、

嗄声が認められた

診断は?

1つ選べ

 

a 扁桃炎

b 顔面神経麻痺

c 舌咽神経麻痺 

d 反回神経麻痺

e ホルネル症候群

<解説>

問題図の矢印は「右の声帯」。

発声時に両側の声帯がピタッと閉じると張った声が出ます

ピタッと閉じないと声がれ(嗄声: させい)になります

声帯を開け閉めする神経が「反回神経」です

反回神経は迷走神経(脳神経10番)の枝ですが、

声帯よりも下で迷走神経から枝分かれして、

上方にある声帯に向かうので「反回」神経と呼ばれます

枝分かれする時に動脈の深部をくぐりますが、

左右でくぐる動脈が異なるため、

しばしば試験で取り上げられます

 

脳神経」が12個もあり、

覚えるの面倒だと思います

「覚えて意味ある?」と思っていました

 

脳神経の名前より大事なことは、

「脳」=神経細胞の集まり

「入力(感覚)」と「出力(運動)」の役割を担う

 

手で何かを触れば、触った「入力(感覚)」が神経を通じて「脳」に伝わる

 

手を動かす「出力(運動)」は、「脳」から神経を通じて手に伝わる

 

脳は体の上にあり、

遠いところの「入出力」は「脊髄」を介しますが、

近いところの「入出力」は「脊髄」を介さず

12個の「脳神経」を介します

 

つまり、

手足、胸腹腰などは「脊髄」から神経を伸ばし、

目、顔、首などは「脳」から神経を伸ばします

 

脳から出ている神経、前から数えて行こうか

12個あるね、名前つけようか

で、つけられた名前を覚えなきゃいけなくなった

というわけです

 

103C-126

障害によって嗄声を生じるのは?

1つ選べ

 

a 三叉神経

b 顔面神経

c 前提神経

d 反回神経(はんかいしんけい)

e 舌下神経

 

<解説> 

反回神経が障害されると

障害された側の声帯が動きません

左右の声帯がピタッと閉じることが出来ずに

かすれた声になります

 

反回神経を切ったら嗄声(させい)になりますが、

反回神経が分かれる前の「迷走神経(10番)」を切っても、嗄声(させい)になります。

 

ちなみに、

反回神経がダメになる原因としては、

甲状腺の病気/手術:反回神経は甲状腺のすぐ脇を通ります

大動脈瘤:左反回神経は大動脈弓をくぐる

縦隔腫瘍など

 

反回神経が分かれる前の「迷走神経(10番)」は、

「頚部郭清」:癌が転移したリンパ節などをまとめて切り取る手術

で見えるので、機会があれば見てください。

頚部郭清では迷走神経は通常切りません

(切ったら声が枯れます)

 

110A-95  

リンパ性器官はどれ?

2つ選べ

 

a 腎臓

b 膵臓 

c 脾臓 

d 扁桃

e 下垂体

 

<解説>

「リンパ性器官」

リンパ節は名前通りなので選択肢にありませんが、

リンパ節と同じような作りの「リンパ性器官」は、

「脾臓」と「扁桃」です

 

鼻や口から入ってくる外敵(細菌・ウイルスなど)に

効率よく対応しようと思ったらそのあたりに「リンパ性器官」があるといいですよね

扁桃というと「口蓋扁桃」が有名ですが、そのほかにも舌扁桃、咽頭扁桃、耳管扁桃があり、まとめて「ワルダイエルの咽頭輪」と呼ばれています。

 

107A-45

エックス線写真

咽頭扁桃は?

1つ選べ

 


 

 

 

<解説>

咽頭扁桃は「アデノイド」とも呼ばれます

鼻の奥のつきあたり、上咽頭にあります

咽頭扁桃が大きいと「鼻づまり」「いびき」「睡眠時無呼吸」の原因になります

 

109A-103  

造影CT横断像と冠状断像を示す。

膿瘍の部位はどれか。1つ選べ。

 


a 顎下隙


b 舌下隙 
 

c 浅顔面隙

d 翼突下顎隙

e オトガイ下隙

<解説>

舌下腺→舌下隙

顎下腺→顎下隙

 

舌下腺のところから顎下腺に向けて指を進めても壁があって進みません

顎下腺のところから舌下腺に向けて指を進めても壁があって進みません

 

壁=「顎舌骨筋」

下顎骨の内面から舌骨へ、

ハンモックのように張っています

舌下と顎下の境目です

 

自分の口で、

下顎の内側を触ると出っ張りをふれます

出っ張り=「顎舌骨筋線」です

 

110C-36  

64歳、男性

主訴:顔面外傷

エックス線検査:顎顔面骨骨折なし

初診時の顔貌写真

損傷した可能性が高いのは?

2つ選べ 

 

a 口輪筋

b 鼻涙管

c 口角挙筋

d 上唇動脈 

e 鼻口蓋神経

110C-5  

双手診が適しているのは?

1つ選べ

 

a 舌

b 顎下腺

c 口唇腺

d 耳下腺

e 頸部リンパ節

 

<解説>

「下顎の内側」、「顎の下」を両方から触って調べると、

「顎下隙」や「舌下隙」のしこりに気づきやすくなります

 

109A-10  

耳下腺神経叢をつくるのは?

1つ選べ

 

a 三叉神経 


b 顔面神経

c 舌咽神経

d 迷走神経

e 副神経

 

<解説>

耳下腺の中で顔面神経が分岐するので、

耳下腺腫瘍の手術は気を使います

 

神経が枝分かれしたり合流したりする部分を

「神経叢」と呼びます

 

113A-68

42歳男性

主訴:右顎下部腫脹

3年前から食事時に腫脹と疼痛を繰り返す

検査の結果、口腔外から手術を行うこととした

初診時顔貌、X線、CTを示す

手術前に説明すべき術後合併症は?

2つ選べ

 

a 下唇の動きが悪くなる可能性

b 下唇の感覚が鈍くなる可能性

c 舌の右半分がしびれる可能性

d 耳たぶの感覚が鈍くなる可能性

e 舌をまっすぐ前に出せなくなる可能性 

<解説>

唾石症で顎下腺摘出する際に考慮することは、

顔面神経下顎縁枝と舌神経の障害です

 

顔面神経下顎縁枝→下唇の「動き」

舌神経→舌の「感覚」

 

103A-62

顎下腺摘出術

広頸筋を切離して顎下腺被膜を出すときに注意すべきは?

1つ選べ

 

a 舌神経

b 顔面神経

c 舌下神経

d 反回神経

e オトガイ神経

 

<解説>

顎下腺、摘出するだけなら簡単です

気をつけるべきは

顔面神経 下顎縁枝です

 

① 顔面神経「下顎縁枝」を切ると下唇が動かなくなる

② 顔面動脈:切離

③ ワルトン管:切離

 

顎下腺の手術では、

顔面神経「下顎縁枝」に気を使います

麻痺すると下唇の動きが悪くなり、

食事やうがいの際に口角からこぼれてしまいます

 

102A-113

顎下隙に到達するための切開部位の写真

適切なのは?

1つ選べ

a ア

b イ

c ウ

d エ

e オ

顎下腺を取るときの切開は、

顔面神経「下顎縁枝」を切らずに済む「イ」の位置に設定します

下顎骨の下縁から2cm程度、下に離れていれば

いきなり切ってしまう可能性は低いです

 

ア:ちょうど下顎骨下縁の高さなので、下顎縁枝に当たる可能性があります

ウ:前すぎです

エ:皮膚のシワに沿っていないのでダメです

オ:後すぎて顎下腺よりも耳下腺に近い位置です 

 

103A-34

咀嚼時に食物が口腔外にこぼれるのを防ぐのに最も関与するのは?

 

a 笑筋

b 頬筋

c 広頸筋

d 口輪筋

e 口角挙筋

 

口からこぼれると気付きやすいので、

顔面神経麻痺の症状を確認するときに質問します

「食事やうがいをするとき、口から漏れますか?」

 

口輪筋は唇内をグルっと走ることで

巾着袋のようにキュッと口を閉めます

 

109A-46  

舌咽神経によって支配されるのは?

2つ選べ

 

a 声帯


b 舌下腺

c 頸動脈小体

d 茎突咽頭筋

e 口蓋帆張筋

 

102B-41 

正常MRIのT1強調像で高信号なのは?

2つ選べ

 

a 咬筋

b 頸静脈

c 顎下腺

d 頬脂肪体

e 下顎骨骨髄

107A-49

翼突下顎隙を通るのは?

つ選べ

 

a 舌神経 

b 顔面動脈

c 耳下腺管

d 下歯槽神経

e 下顎後静脈

107A-129

口腔内写真

翼突下顎縫線に相当する部位は?

つ選べ

 





 

111A-11

上行大動脈から直接出るのは?

つ選べ

 

a 冠状動脈
b
椎骨動脈

c 腕頭動脈

d 左総頸動脈

e 左鎖骨下動脈

 

心臓から上行大動脈が上向きにでた部分を、

「バルサルバ洞」と言います

ここから心臓を栄養する左右の冠状動脈が出ます

 

103C-46

右頚部郭清術時の写真

矢印の神経で動くのは?

1つ選べ

 

a 舌

b 下唇

c 声門

d 下顎

e 軟口蓋

<解説>

「舌下神経」について


「総頚動脈」が

「外頚」と「内頚」にわかれる高さよりも少し上、

顎二腹筋 後腹のやや後ろを前後方向に走る神経


舌下神経=脳神経 12番目=舌を動かす


これを切ると

舌を前に出そうとしたときに

麻痺した側(前に出せない側)に舌尖が向きます

 

112A-33

舌下神経に支配されるのは?

2つ選べ

 

a 顎舌骨筋

b 口蓋舌筋

c 舌骨舌筋

d 茎突舌骨筋

e オトガイ舌筋

 

<解説>

 

112B-38

咽頭結節があるのはどれか。

1つ選べ

 

a 環椎
b 軸椎 

c 舌骨 

d 口蓋骨 

e 後頭骨 

<解説>

 

問題の意図やメッセージがわからない問題です

 

115-11

心臓に最も腹腔側で接続するのは?

1つ選べ。

a 肺静脈

b 肺動脈

c 下大静脈

d 上大静脈

e 上行大動脈

115-66

骨表示CT 冠状断像を示す。

画像中の矢印で示す部位と解剖構造の組合せで正しいのは?

1つ選べ。

a ア 大口蓋孔

b イ 眼窩下管

c ウ 鼻涙管

d エ 下顎孔

e オ オトガイ孔

115A-84

舌癌の小線源治療に用いられるスペーサーで予防できるのは?

1つ選べ。

a 齲蝕

b 歯周病

c 舌潰瘍

d 下顎骨壊死

e 口腔乾燥症

115-27

骨形成線維腫に対し下顎区域切除術を行うこととした。

初診時のエックス線画像を示す。

切除時に下顎骨から剝離するのは?

2つ選べ

a 咬 筋

b 顎舌骨筋

c 顎二腹筋

d 外側翼突筋

e オトガイ舌骨筋

115-63

声帯靱帯が付着するのは?

2つ選べ。

a 舌 骨

b 甲状軟骨

c 披裂軟骨

d 輪状軟骨

e 喉頭蓋軟骨

115-65

中咽頭癌患者への周術期口腔機能管理の目的は?

3つ選べ。

a 手術時間の短縮

b 入院期間の短縮

c 呼吸器感染症の予防

d 手術時出血量の軽減

e 口腔粘膜炎重症化の予防

115-83

薬物の有害事象として口腔粘膜に難治性潰瘍を生じるのは?

1つ選べ

a ニフェジピン

b イトラコナゾール

c メトトレキサート

d アセトアミノフェン

e テトラサイクリン塩酸塩